担当講師のご紹介

洋裁のプロとして長い経験を積んだ講師達のインタビューです。

経歴や洋裁への想い、講座への意気込みを伺いました。

TAKAKO FUNATO

Q:洋裁歴は何年ですか?

A:プロとしての活動歴は約50年です。

Q:洋裁を始めたきっかけは何ですか?

A:6歳の頃、母の側でお人形の洋服を作ったのが最初です。

Q:洋裁の経歴を教えて下さい。

■短期大学家政学部家政科卒業

■村上雅彦エコール・デ・モード(現在閉校)卒業

■某アパレルメーカーにてパターンナーとして4年勤務

■オーダーウエディングドレス製作 4年

■2006年より丸十勤務

■2014年から丸十オリジナル型紙製作を開始

20歳の頃に学んだ立体裁断の技術との出会いが今もパターン作成に活きています。

Q:丸十で洋裁教室を開くことになった経緯を教えて下さい。

A:布地を販売する中で、お客様の洋裁のお悩みを聞く中、洋裁は1人で作る時間が長いので、相談できる場所を提供したいと思っていました。

そんな時に、非常に高い技術を持ったNAKAYAMA講師の存在がありました。
作った服のクオリティの高さに「え!それ自分で縫ったの?!」と驚きました。

「技術の高い人が縫うのを見る」という機会は意外と無く、私自身、見るだけで腕が上がっており、縫い方の手順を習っただけでは足りない!洋裁にもイメージトレーニングが必要だと実感しています。

そんな中、様々な経緯があって、コロナ禍にプロ指導の元、動画製作を始める事に。

どんな洋裁教室が良いかをSATO講師とNAKAYAMA講師で何度も話し合い、この「部分縫い教室」に辿り着きました。

Q:講座で最も大切にしたい、こだわりは何ですか?

A:洋裁迷子を減らし、縫う楽しさ、創る喜び、纏う幸せを感じて頂き自信を持った自分と出会って欲しいです。

Q:初心者におすすめの講習はありますか?

A:初心者の定義は、人それぞれで判断は難しいですね。
初めて洋裁を始める方でも、感覚的にドンドン理解できる方や洋裁を始めたけど、中々理解するステップに時間がかかる方もいらっしゃる...
なので全てお勧めです!動画が様々な技術面でのギャップを埋めてくれると思います。

Q:個人的におすすめの講習はどれですか?

A:これも、全てお勧めを準備しています。

Q:挫折しそうな時、継続する方法や悩んだ時、乗り越えた方法があれば教えて下さい。

A:洋裁は1人の世界で、迷う事を解決できないで挫折する事が多いと思います。
洋裁仲間を増やして、相談できたら次に繋がると思い、そんな場所を作りたいです。

Q:洋裁で一番大切だと思う技術や考え方について教えて下さい。

A:1番は、作りたいと思う気持ち!それは自分を大切にする気持ちだと思います。
今日の気持ちにあった洋服選びは、一日中洋服が自分を応援してくれます。
そうすると、自分が1番似合う服を揃えたいと思うし、自分の個性が生きる服を揃えたいと思う。それなら!自分で作るのが1番でしょう。
技術はぜひ、NAKAYAMA講師の動画を見て、講座内でたくさん盗んで下さい!

Q:あなたから見た、他の講師の魅力を教えて下さい

A:NAKAYAMA講師の魅力は、上記の中に散りばめられています。
この教室は、NAKAYAMA講師あっての教室です。

SATO講師は動画編集能力が抜群で、技術の向上スピードが凄いです。
お客様から聞かれる洋裁スキルの質問に対して、回答する内容も的確。

Q:最後に、受講者様に伝えたいメッセージをお願いします。

A:ただ作る作業ではなく「創る楽しさ」を伝えたいです。
そして、毎日朝、選ぶ洋服が自分と出逢うはじまり!その日の自分と寄り添い、安心を包んでくれる洋服でクローゼットをいっぱいにして欲しいです。

ERIKO SATO

Q:洋裁歴は何年ですか?

A:プロとしての活動歴は約22年です。

Q:洋裁を始めたきっかけは何ですか?

A:母が自宅で、和裁の仕事をしている姿を見て育ってきたので、将来は手に職を持ちたいという思いは子供の頃から漠然と持っていました。ただ、和裁より洋裁に興味を持ったので、縫製工場の道へと進みました。

Q:洋裁の経歴を教えて下さい。

■婦人服の縫製工場勤務6年

■働きながら、勤務先が開講している夜間の洋裁学校に3年通学

■その後2008年より丸十勤務

Q:講座で最も大切にしたい、こだわりは何ですか?

A:相談しやすい空間をつくることです。90分という限られた時間ではありますが、講習を受けに来てくださった皆様が、困った時に安心してお声がけ頂けるような空間を作り、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。

Q:初心者におすすめの講習はありますか?

A:ミシンの使い方コースです。今まで日常的に使っている、もしくは使ったことのないミシンの使い方を基本から知ることで、洋服の仕上がりが、ひとまわりも、ふたまわりを違う事を実感して頂けたらと思います。

Q:個人的におすすめの講習はどれですか?

A:部分縫い講習、明きなしカフスの付け方です。ギャザーの入れ方や、裏がダブつかないカフスの縫い方など、他のパーツにも応用が効く内容になっていますので、これからの洋裁に活かせること間違い無しです。

Q:挫折しそうな時、継続する方法や悩んだ時、乗り越えた方法があれば教えて下さい。

A:一度、わからない作業を止めてみる方法です。諦めるのではなく、隣に置いておく。できない事が積み重なると、もう二度とやらなくなってしまうので、以前作れたデザインを生地違いで作ってみたり、できたことを小さくてもいいから積み重ねていくと、また気が向いて再度始めた時にスルっと乗り越えられると思います。

Q:洋裁で一番大切だと思う技術や考え方について教えて下さい。

A:これはどの技術でも同じだと思うのですが、毎日1分でもいいから続けることです。小さな歩みでも、下手だと思っても、長く続ければ続けるほど確実に自分の力になります。

Q:あなたから見た、他の講師の魅力を教えて下さい

■TAKAKO講師は、洋裁やパターンについての知識がとてつもなく深いプロフェッショナルです。知識だけでなく、今までの経験を活かした【気楽に洋裁を楽しむヒント】をたくさん教えてくださいます。ひとりでは不安な柄合わせの裁ち方、もっと力を抜ける洋裁への向き合い方...どんな事でも質問すれば答えてくださる安心感があります。

■NAKAYAMA講師は、答えに行き着くまでの道のりが人それぞれあり、常に迷いがちな洋裁に対して【効率的にきれいに縫う】プロフェッショナルです。
彼女の仕立てた洋服は丁寧なのはもちろん、仕上がりも細やかな所まで行き届いており、まるでお店で販売されているかのように美しいです。今回の教室では、動画を通して彼女の素敵な技術を体験して、持って帰ってもらえたらいいなと思っています。

Q:最後に、受講者様に伝えたいメッセージをお願いします。

A:洋服はたくさんありますが、自分の好きな生地・自分の好きな形・自分の好きな丈を詰め込んで、作っている間も身につけている間も楽しいのは、洋裁ならではの魅力だと思います。今持っているお悩みを、少しでも楽しさに変えられるお手伝いができれば嬉しいです。

NAKAYAMA

Q:洋裁歴は何年ですか?

A:プロとしての活動歴は約18年です。

Q:洋裁を始めたきっかけは何ですか?

A:小さい頃から母親が趣味でミシンをしているの姿を見て興味を持ちました。
小学生の時、手芸クラブに入ってから手縫いで小物を作るようになり、短期大学に入ってから本格的に洋裁を始めました。

Q:洋裁の経歴を教えて下さい。

■香蘭女子短期大学被服学科 卒業

■婦人服の縫製工場で約5年半勤務

■働きながら工場併設の職業訓練校1年通学

■婦人子供服製造技能士2級 取得(既製服、注文服)

■婦人子供服製造技能士1級 取得(既製服、注文服)

■職業訓練指導員 免許取得

■2014年より丸十勤務

Q:講座で最も大切にしたい、こだわりは何ですか?

A:一人ひとりが満足できる教室にすることです。
一回の講習で複数人同時に教えますが、出来る限りそれぞれの技術や癖に対してアドバイスできるようにしたいと思います。

Q:初心者におすすめの講習はありますか?

A:手縫いで部分縫い特化コースです。
ボタン付けや裾上げの手まつりなどは日常でも使えますし、きちんとした知識を身につけていると服の完成度が上がります。

Q:個人的におすすめの講習はどれですか?

A:衿ぐりバインダーの付け方(丸衿)です。
ニットを縫う時のポイントも一緒にお伝えするので、ニットを縫ったことがない方にもおすすめです。ニットが縫えるようになると洋裁の幅も広がります。

Q:挫折しそうな時、継続する方法や悩んだ時、乗り越えた方法があれば教えて下さい。

A:継続する為に目標を持つ事です。
例えば、裏地付きの服を作れるようになる、前回上手くできなかったところをもっと綺麗に縫えるようにする、◯◯に着ていく服を作る...このような目標があれば、きっとやる気にも繋がります。

Q:洋裁で一番大切だと思う技術や考え方について教えて下さい。

A:自分なりに工夫して縫う(作る)こと
言われた通りに縫うだけでは上達しません。
洋裁は色んなやり方があるので、自分に合うやり方や上手く縫える方法を探して工夫してみると、楽しくでき上達していきます。

Q:あなたから見た、他の講師の魅力を教えて下さい

■TAKAKO講師は、経験から得た知識がたくさんあり、パターンはもちろん縫製に関しても頼りになります。

■SATO講師は、縫製技術もあり、説明が上手です。相手の気持ちに寄り添って、うまく教えてくれます。

Q:最後に、受講者様に伝えたいメッセージをお願いします。

A:洋服ができた時の喜びと着る楽しさが洋裁の魅力だと思います。教室で得た技術で皆様の洋裁スキルが上がり、より洋裁を楽しめるような教室にしていきます。

より洋裁を楽しんで頂けるよう

スタッフ一同お待ちしております。

生地・服地・服飾の専門店 丸十 は1952年創業。

洋服を作る楽しさと、着る幸せをお届けしています。

月:通常営業 ▶︎10:30-17:00

火&水:洋裁教室限定▶︎10:30-17:00

木:予約制営業▶︎10:30-17:00

金&土: 通常営業▶︎10:30-18:00

日曜日:店休日 他不定休あり

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